KORG iMS-20

最近のiPadの楽器化現象には目を見張るものがありますな。

KORGみたいな楽器メーカーの開発陣にしてみれば、
iPadってすごく夢のあるデバイスに映るんだろうなぁ。
iOS 4.2から使えるようになるCore MIDI frameworkも楽しみである。

そんなこんなでKORGからリリースされたばかりのiMS-20。
僕はこういうアプリを作りたかったのですよ。
でもま、ここはいちユーザーとして楽しみたいと思います。

で、これよこれ。懐かしいですね、ちっこいタンス。
パッチング可能なMS-20に、アナログシーケンサー、ドラムにKAOSS PADとてんこもり。

発売記念で、3800円の所、1800円のセールです。
2011年1月31日までのセールだそうです(→KORGのサイト)。

KORG iMS-20 - KORG INC.

MOOG FILTATRON

Moog Musicが満を持してFilter、Pad、Sampler、Effecterの機能を持ったアプリをリリースしたらしい。

Reactable mobileといい、
最近の楽器系のアプリのクオリティがすごいことになっているな。。。
一応音楽系アプリ開発者の末席を汚させていただいている僕としても頑張らないと。

Moog Music Inc.の動画がありました。
この動画の前後と思われる、INTRODUCING THE SLIM PHATTYってのも気になる。
キーボード無しのPHATTYか?

これこれ。

Filtatron

Reactable mobileのマニュアル

本家マニュアルはこちらにありますが、
英語なので適当に使い方をまとめてみました。

Reactable mobile Manual

要するに、
・音源系のオブジェクト
・エフェクト系のオブジェクト
・コントローラー系のオブジェクト
・グローバルオブジェクト
の4種類のオブジェクトが用意されています。
それらを組み合わせて、シンセサイズしたりシーケンスを作ったりします。

まずは音源。
・オシレータ
・ループプレイヤー
・サンプラー
・マイクロフォン

次にエフェクト系。
・フィルター
・ディレイ
・モジュレーター
・ウェーブシェイパー

コントローラー系。
・LFO
・シーケンサー
・傾きセンサー

グローバルオブジェクト。
・ソングセッティング
・音量
・スケール

と、これだけ見てもなんでも揃ってる感がありますね。
オシレータは基本的なシンセサイザー。
正弦波、ノコギリ波、方形波、ホワイトノイズおよび波形を手描きも出来る。
手描き波形が結構面白い。

ループプレイヤーは内蔵のファイルをループ再生することが出来ます。ワンショットも可能。
まだ試してないのだけれど、オリジナルのファイルも転送して利用できるらしい。

サンプラーはサンプリング音源。楽器モードとドラムモードが用意されている。
ドラムモードから想像するにマルチサンプルが可能っぽい。
SF2っていうファイルフォーマットをサポートするらしい。
最初気がつかなかったけれど、内蔵のドラム音源はブラウザーの一番最後の方に固まっている。
808や909の懐かしい音がする。

マイクロフォンはiPadやiPhoneのマイクからの入力をダイレクトに処理できる。
マイクから拾った音が直接処理される。
エフェクトかけたりも可能。

音源部だけでずいぶん長々と書いてしまった。
エフェクトとコントローラーはまた明日。

Reactable

Reactable mobile

謎の電子楽器、reactableのiPad / iPhone版がいつの間にやらリリースされていた。

reactableっていうのは、テーブルの上にオブジェクトを配置して、離したり近づけたり回転させたりして楽曲を奏でる電子楽器。

本家サイトに動画が沢山置いてあります。
プロのミュージシャンがライブで演奏している姿もいいですが、
子供達が触っている姿が興味深いです。
なんじゃこれは?みたいな顔して目がキラキラしています。

で、これのiPad / iPhone版が出ています。

iPadのキラーアプリになりそうな予感がしますよ、これは。

Reactable